御社では日報をつけていますか?

日報をつけていても現場改善に利用できている会社は正直少ないです。

日報を活用して現場改善へと役立てる事が出来ます。今回はその方法をお教えします。

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日報によって改善対象を見つける

日報で改善

日報で取るべき情報

日報をただの作業報告にしている会社が非常に多く、その場合日報が粗探しになってしまっています。

日報の目的を改善対象の明確化のためとしましょう。

改善対象を明確化するためにはまず業務の洗い出しが必要となります。

普段やっている業務を現場の方を集め、洗い出ししていきましょう。

洗い出しをしたら、ある程度の業務のグループを決めて、それぞれを日報の欄に埋めていきましょう。

現場の方々は業務に応じて時間を記入するだけ!

これだけで日報記入の負担が減るため、記入を正確にしてくれるようになります。

ポイントとしてはその他の項目が出ないように修正を行う事ですべての業務を記入できるようにしておくことです。

これは2~4週間程度限定で構いませんので集計を行ってください。

日報で見えてくる改善対象

日報を集計したら、グラフにして表示します。

上の図のようにグラフにする事で作業時間の割合が明確になります。

その中から改善対象を選んでいきますが、私がコンサルティングを行っていく中で、加工に関わる作業は改善効果が少ないと感じます。

なぜか?

それは皆さんが一生懸命加工技術を磨いているからです。まさに本業です。

毎日のように少しずつ改善が行われているので、改善効果を見出す事が出来ません。

一方、段取り作業などはまだまだ改善の余地があります。

ですので、コンサルティングでは段取り作業を中心に改善を行っていきます。

ただし、現場の方などが段取り作業の改善を行うのはなかなか敷居が高いです。

これはあくまで第三者の目線で行った方が原因を見つけやすいものになります。

皆さんが取り組むべきは製品に直接かかわらない作業についてです。

こちらは私の感覚では就業時間の30~40%程度を占めている事が多いです。

全体の30%~40%も製品と関係ない作業を行っている事に驚くかたも多いとは思いますが、日報をつけて頂ければ納得頂けると思います。

この製品と関係ない作業のうち、時間が多いもの、また改善しやすいものを改善対象としましょう。

思ったよりも簡単に改善対象が決まるはずです。

工具を探している時間などそういった時間は整理整頓の時間に記入してもらうなどすることで、段取り時間の一部を整理整頓と紐づけることもできますので、是非当社ならではの日報を作っていただければと思います。

まとめ

日報は当社の業務を洗い出して作成する。

日報を集計しグラフとすることで改善対象が明確になる。

改善対象が明確になれば、あとはどう改善するかを考えるだけですね。

改善で予想される削減時間なども計算で割り出す事が出来ますので、定量的な目標を定める事が出来ます。

是非一度行ってみてください。

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この記事を書いた人

GFC 上村正和
GFC 上村正和 中小企業診断士・日本生産性本部認定経営コンサルタント・1級販売士

職人一筋、木工加工から精密金属加工までを経験。精密金属加工会社では工場長を務める。現在は、中小製造業を対象に現場が活きる経営のサポートを行っている。コンサルティングを中心にのべ100社の支援実績。「日本の製造業をもう一度世界一にしたい!」という想いで支援を続けている。