千葉県鎌ヶ谷市から業務改善、現場改善、生産性向上の支援を行っています。

町工場出身の中小企業診断士G.F.Consulting代表上村です。

小規模事業者持続化補助金の申請書作成を10件ほどお受けする事になりました。

今回は小規模事業者補助金の概要とその活用の考え方について説明したいと思います。

小規模事業者持続化補助金とは

小規模事業者が、商工会議所の助言等を受けて経営計画 を作成し、その計画に沿って地道な販路開拓等に取り組む費用の2/3を補助し ます。補助上限額:50万円(日本商工会議所HPより)

販路開拓に使える補助金として、HP作成や広告などに用いる事ができる補助金となっています。

また商工会議所の非会員でも使える補助金であるので、是非とも活用してほしい内容になっています。

また、以下の場合は、補助上限額が100万円に引き上がります。

①市区町村による創業支援等事業の支援を受けた事業者

②市区町村の推薦を受けて当該市区町村の地域再生計画等に沿う買 い物弱者対策等の事業を行う事業者

(日本商工会議所HPより)

小規模事業者とは

小規模事業者とは、「製造業その他の業種に属する事業を主たる事業と して営む商工業者(会社<企業組合・協業組合を含む>および個人事業 主)」であり、常時使用する従業員の数が20人以下(商業・サービス業 (宿泊業・娯楽業を除く)に属する事業を主たる事業として営む者につい ては5人以下)の事業者です。(日本商工会議所HPより)

従業員数にて区別されます。

業種分類 中小企業基本法の定義
製造業その他 従業員20人以下
商業・サービス業 従業員 5人以下

(出所:中小企業庁HPより)

販路開拓について

販路開拓は言葉の通り、開拓となりますので、新規顧客への対策となります。

ただし、注意が必要なのが、ただ新規のお客様が増えれば良いのか?という事です。

重要なのは、長く付き合ってもらえるお客様の獲得ではないでしょうか。

安売り・クーポンの甘い誘惑

小規模事業を営む経営者にとって重要なのは、やはり売上でしょう。

売上がないと話にならないという事で安売りのチラシを出したり、クーポンをつけたりしてお客様を呼び込みます。

しかし、実際に来てくれるのは、安売り、クーポン使用目当てのお客様のみ、リピートにつながらない事が多く、

また安売りやクーポンを出さなければならない悪循環に陥ります。

売上を上げる事のみに注目してしまい、将来のお客様まで目がいっていない事が原因です。

まずは差別化から

事業の重要な観点

重要な事はしっかりと差別化する事です。

差別化というと皆さん非常に混乱する事が多いです。

「ウチの会社は普通だし」「特別な商品なんて用意できないし」などなど。

皆さん非常に後ろ向きになってしまいます。

やはりメディアが発達して、沢山の情報が入ってくる時代ですので、すでに周りがやっている事がほとんどです。

ですが、それは本当にライバルなのでしょうか?

例えば、千葉県にある美容室と、代官山にある美容室は同じ客層なのでしょうか?

違いますよね。お店には商圏という考え方があります。

実際に足を運んでくれるお客様がいる範囲です。

つまりこの範囲に宣伝をすれば良いわけですし、その範囲内でライバルとの差別化を行えればいいわけです。

差別化といっても、突飛な事をやる必要はありません。

成功している企業の真似で良いのです。

1000円カットが流行れば、いろいろな会社が真似をして店舗を増やしますよね。

大きな資本を持った会社も真似をするのです。

ただし、ただ闇雲に真似をして成功できるわけではありません。

上図のような、やりたい事、やれる事、求められる事が重なるような事業にしていく事が成功に近づく一つのコツであると考えます。

また、あくまで既存の事業の業界で、真似をしてください。

いきなり違う事業を取り入れるのは難易度が高いので、気を付けましょう!

小規模事業者の補助金活用方法

小規模事業者である事は地域に根差した事業を行う事と非常に近い関係にあると考えます。

全国展開をするようなインターネット販売業者は例外となりますが、それ以外は地域の商圏で活動する事となります。

一般的な販促方法として、

HPを作る。WEBサービスを構築・利用する。WEB広告を打つ。

チラシを作る。看板を作る。パンフレットを作る。

事などがあると思います。

地域のお店が全国規模で有名になる必要はありません。

市内・近隣市街くらいでの一番店をめざしましょう!

求められる事、やりたい事、出来る事をこの機会にしっかりと見直したうえで、それを表現したHP、チラシなどを作りましょう。

すると近隣のライバルと差別化する事ができます。

ライバルと差別化する事で価格を下げずに売上をアップする事が理想です。

お店に来てもらえれば確実にリピートしてもらえる!そんな施策を用意できるなら、一時的なセールや、クーポンは後につながっていくでしょう!

補助金ありきで販促するのではなく、売上増加につながるように事業を見直して、販促しましょう!

まとめ

小規模事業者持続化補助金は販促に使える補助金として非常に使い勝手の良い補助金です。

補助金ありきでHPなどを作っても効果は薄いです。

補助金申請をきっかけにより良いサービスを提供できるように事業を見直しましょう。

見直した事業が存分にアピールできるようにHP等を作りましょう。

HP等が自分の商圏にアピールできるように業者としっかり打ち合わせを行いましょう。

補助金での販促がきっかけで来てくれるお客様にリピートして頂く仕掛けを用意しましょう。

HP等は一度作れば終わりではありません。効果をしっかり追跡して、より良いHP等を作っていきましょう。

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この記事を書いた人

GFC 上村正和
GFC 上村正和 中小企業診断士・日本生産性本部認定経営コンサルタント・1級販売士

職人一筋、木工加工から精密金属加工までを経験。精密金属加工会社では工場長を務める。現在は、中小製造業を対象に現場が活きる経営のサポートを行っている。コンサルティングを中心にのべ100社の支援実績。「日本の製造業をもう一度世界一にしたい!」という想いで支援を続けている。